ダイエット中だから焼き肉は我慢…!
そんな苦しい思いをしたことがある人は多いのではないでしょうか?
しかしこの焼き肉、実は食べ方さえ極めれば
ダイエット中でもOKということをご存知の方はあまり多くありません。
どうしても太りやすいというイメージが強いメニューですが、
ボクサーなどのアスリート、女優さんたちも焼き肉を好んで選ぶ人が多いのです。
なぜダイエット中でも焼き肉がOKなのか、ダイエットの邪魔をしない食べ方やコツはあるのか等
詳しくご紹介します(^^)
焼肉は脂肪を燃やすスタミナ源になる
ダイエットとは、脂肪を燃焼させ体内の余分な脂肪分を落とすことです。
この「脂肪燃焼」にはエネルギーが必要なのです。
体内の脂肪を燃やし、体外へ排出するために必要なエネルギー源は
ズバリ「動物性タンパク質」とビタミン類です。
この2つが不足すると、どれだけ食事内容を制限し好きなものを我慢したとしても
「燃やすための力が無い」わけですから、ダイエットの効率は悪くなり、ダイエット疲労や肌荒れ、
ダイエット太りやリバウンドを起こす原因になるのです。
動物性タンパク質は主に肉類に含まれている為、
ダイエットのための食事制限として肉類を食べなくなってしまうと
エネルギー不足を起こしてダイエット失敗の要因になります。
ダイエットを成功させたい人がすべき焼肉の食べ方
【焼肉の前に食物繊維を摂取しておく】
まずは「焼き肉を食べる」ための準備です。体のコンディションを整えておくことで、
脂質をすばやく代謝出来る状態をキープしておくことが出来るのです。
なぜ事前に食物繊維を摂取しておくと良いのかというと、食物繊維は胃腸の中で膨張し、
余分な脂質吸収を抑制してくれるからなのです。
こうすることで食べ過ぎを防ぐだけでなく、血糖値の急上昇を防ぎ
余分な脂肪がつきにくい体の状態を調整してくれます。
また、可能であれば前日には脂質を控えめにした食事内容にしておく、
糖質を抑えておく、塩分を抑えておくなどの準備も行えればより良いですね。
節制しておくことで旨味を多く感じられ、満足度も高くなるという嬉しい相乗効果もありますよ。
【食べる順番は野菜→汁物→肉が正解】
最近色々なメディアで「痩せる食べ方」というような特集を見かけますが、
焼き肉を食べる時にもあの食事方法は有効です。
・野菜
・汁物
・肉類
1~3の順番を繰り返すだけです。
こうすることで、最初に摂った野菜の食物繊維が血糖値の急上昇を抑制する上、
2番目に摂る汁物で膨張するので食べ過ぎも予防してくれます。
また、温かい汁物が胃に入ると胃腸の血流が良くなり、消化吸収や排出をしやすい状態にしてくれます。
胃腸の環境を整えてから肉類を食べれば、太りにくくしっかりと
その栄養を吸収できる効率の良い食べ方になるのです。
【焼肉を食べる順番も!低糖質の部位からスタート】
一言で焼き肉と言っても色々な種類の肉があります。牛、豚、鶏と分かれるだけでなく、
メインの牛でも部位によって肉の質や脂肪量などが変わってきます。
こうした部位にもこだわって低糖質のものから食べることで
脂肪が吸収され過ぎてしまうのを抑えることが出来ます。
・タン(牛タン)
・レバー
・ホルモン
・赤身部位
・サシの多い部位
先に述べた野菜や汁物の順番と同時に、こうした部位の順番も意識してみると
ダイエットの邪魔にはなりづらくなります。
タンやレバーはミネラルも多く栄養も豊富なので、
先に食べることでさらに吸収力を高めることが出来ますよ。
【脂質の高いお肉にはレモンや葉物野菜を併せて】
タンやレバーだけでなく、旨味の強い赤身やサシを食べたい!
という方は酸を一緒に併せて食べると良いでしょう。
焼肉店などではレモンを注文できるお店がほとんどです。
実はこの「焼肉にレモン」は非常にダイエットに対しても有効
レモンの酸が食欲をセーブし食べ過ぎを防ぎ、ビタミンCとレモンの抗酸化作用が
排出力を高めてくれるので、脂肪分を取りすぎたとしても体に貯め込む前に外に出してくれるのです。
また、レモンにはペクチンという食物繊維も豊富に含まれているため満腹感を維持しやすいと言われています。
ついつい脂肪分を取りすぎてしまうことを防ぐだけでなく、
取りすぎた脂肪分を排出してくれることまで賄ってくれる
「ダイエッターの焼き肉」にとって無くてはならないサポーターと言えるでしょう。